事務局Kazuです。
 
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四万十市で開催された四万十の新たな特産品発表会&試食会に参加しました。
 
4団体から10種類の新たな加工品が発表されました。
どの団体も、単に新しい地域産品をつくった(つくりたかった)というのではなくて、
地域の衰退を特産品づくりでなんとかしたい、少しでも産業を起こし、地域で働ける場所をつくりたいという「志」をもって取り組んでいたことに、まず感激しました。
 
商品(モノ)は努力すれば結果(完成)が出ますが、問題は販路と流通(売れること)です。
そのためには出口をどのようにつくるのかということが大事なのですが、多くの特産品づくりの場合、この部分で挫折、あるいは成果が出ずに自然撤退、というパターンが多いように思います。
 
この問題を解決する確実な方法はありません。
ただただ地道に人と人とのネットワークを築き、販路を拡大していくしかありません。
 
今回の商品の中には、黒潮町の黒糖を使ったものがありました。
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有機野菜を使ったかりんとう
砂糖に、黒糖が固形になる前の液体糖蜜「ぼか」を使っています。
 
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西土佐の栗の渋皮煮
黒糖を使っています。
 
黒糖は精製していないので自然のミネラル、栄養分が豊富。
その分味に個性があり、使いづらいと言えますが、人工甘味料、あるいは精製糖では味わえない深みのある甘さが感じられます。
 
海辺の日曜市にも、いろんな黒糖製品が登場してもらいたいなー
 
(ぼ)