事務局Kazuです。

私が最も尊敬する哲学者
内山節さんの講演会(セミナー)を開催します。
高知での講演会は今回で5回目。
昨年から今年にかけてのこの時代状況を内山さんはどうとらえているのか、興味深いお話が聞けます。

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公益社団法人高知県自治研究センターセミナー
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人口減少時代におけるローカルな思想
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■講師  哲学者 内山 節 氏
■日時 2015(平成27)年1月10日(土)18時~20時
■会場 高知共済会館 COMMUNITY SQUARE3F大ホール「桜」
〒780-0870 
高知県高知市本町5丁目3-20  TEL:088-823-3211 

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自然と人間が結びあい、過去と現在が結びあい、そういう中で、ここにこそ豊かな世界があると諒解できる。そういう中にこそ風土がある。今は、風土からもう一度世界を見直し、世界をつくり直していかないといけないということに気付きはじめている時代です。だから、片方ではグローバルな社会・世界がつくられているんだけど、もう片方では、もう一度ローカリズムに戻ろう、ローカルなところから世界をつくり直そうという動きが強く出ている時代でもあると思います。地域から世界をつくり直す。地域から経済をつくり直す。それでこそ初めて私たちは、本当の生き方ができる。本当に今、そういう時代です。(内山節講演会「豊かな社会とローカリズム」より)
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<講師プロフィール>東京大学大学院人文社会系研究科・文学部・兼任講師、東京大学農学部・兼任講師、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授、三重大学生物資源学部・兼任講師などを歴任。NPO法人・森づくりフォーラム代表理事など。群馬県では「第16回国民文化祭・ぐんま2001」総合プロデューサー、「一郷一学塾」塾頭などをつとめる。1950年、東京世田谷区生まれ。父は映画プロデューサー。子どもの頃から魚釣りをしていた。1968年東京都立新宿高校卒。大学には進学せず。1968年より妻・竹内静子(労働社会学・毎日新聞記者)と暮らす。1972年より執筆活動。その頃から群馬県の山村・上野村に長期滞在するようになり、やがて東京との間を往復する半村民になる。現在は、村では5畝(150坪)の畑と1ヘクタールの森のある古い農家で暮らす。