こんばんわ
事務局Kazuです。
このたびの震災で考えることがたくさんあります。
今の時点では、「今後の被災地の支援」に関することです。
一昨年行った、アメリカでファーマーズマーケットを運営しているNPOの事務局長から支援の申し出がありました。
以下は、私が関係するMLに投げた内容の抜粋です。(早速全国の仲間からいろんなアイディアをもらっています。)
******(ここから)****************
私たちは地元(黒潮町)で、まちづくりマーケット( ファーマーズマーケット)「海辺の日曜市」を主宰しています。
その関係でアメリカニューオーリンズでファーマーズマーケットを 主宰しているNPOに知り合いがいます。
2005年ニューオリンズは、 カトリーナと命名された巨大ハリケーンに襲われ、大きな被害を受けました。
物流は寸断され、日常の食料確保が困難になったのですが、 その一部分をいち早復旧させたのがファーマーズマーケットだったのです。
そのことをきっかけに彼らは、 地域ごとに小さな経済クラスターを創出することが、持続的で安全な地域をつくるために重要であると気づきます。
事務局長のリチャード・マッカーシー氏は、「21世紀はグローバリゼーションより地域経済の時代であり、 はるか海を越えてモノをやりとりしたり、自然資源まですべてドルに替えるより、 できるだけ狭い範囲でモノとカネを循環して生活が成り立つ、 小さな経済圏が連なっていくほうが、ずっと持続的である。直売や、 その土地固有の文化を大事にした観光、地元のブランドを作ること、 そしてこれまで接触のなかった人どうしも手を組み、具体的で現実的な実践を積み重ねていくことができるのがファーマーズマ ーケットである。」と言います。
災害が起きた時に、普段からファーマーズマーケットのような、 地域の人が自分で作ったものを地域の人に売る場所や仕組み(小さな経済圏) が最も効果を発揮するという主張です。
そのようなことから一昨年には、 リチャード氏に高知までおいでいただき、 ファーマーズマーケットと災害時の関係を講演してもらいました。
いま、その彼からの支援の申し出がありました。
その関係でアメリカニューオーリンズでファーマーズマーケットを 主宰しているNPOに知り合いがいます。
2005年ニューオリンズは、 カトリーナと命名された巨大ハリケーンに襲われ、大きな被害を受けました。
物流は寸断され、日常の食料確保が困難になったのですが、 その一部分をいち早復旧させたのがファーマーズマーケットだったのです。
そのことをきっかけに彼らは、 地域ごとに小さな経済クラスターを創出することが、持続的で安全な地域をつくるために重要であると気づきます。
事務局長のリチャード・マッカーシー氏は、「21世紀はグローバリゼーションより地域経済の時代であり、 はるか海を越えてモノをやりとりしたり、自然資源まですべてドルに替えるより、 できるだけ狭い範囲でモノとカネを循環して生活が成り立つ、 小さな経済圏が連なっていくほうが、ずっと持続的である。直売や、 その土地固有の文化を大事にした観光、地元のブランドを作ること、 そしてこれまで接触のなかった人どうしも手を組み、具体的で現実的な実践を積み重ねていくことができるのがファーマーズマ ーケットである。」と言います。
災害が起きた時に、普段からファーマーズマーケットのような、 地域の人が自分で作ったものを地域の人に売る場所や仕組み(小さな経済圏) が最も効果を発揮するという主張です。
そのようなことから一昨年には、 リチャード氏に高知までおいでいただき、 ファーマーズマーケットと災害時の関係を講演してもらいました。
いま、その彼からの支援の申し出がありました。
しかしマーケットや関係者でお金を集めることができるけど、 それをただ送っただけでは自分たち(アメリカ)の気持が届くのだろうか、 というのも彼らの心配でもあります。
彼らはハリケーン災害の経験から、 困難な状況でもがんばっている農家や漁家を支援したいという気持ちが強くあります。
そのような人々に彼らの気持ちが届けられる支援プロジェクトは何 が一番いいのか、いま関係者で考えているところです。
彼らはハリケーン災害の経験から、 困難な状況でもがんばっている農家や漁家を支援したいという気持ちが強くあります。
そのような人々に彼らの気持ちが届けられる支援プロジェクトは何 が一番いいのか、いま関係者で考えているところです。
そこで御相談ですが、以上のような趣旨で、支援の相手先( 地域でも団体でも)と具体的な支援方法(資金に限らず人的、物理的、 システム的など)で、「こんなんどうだろう」 というプロジェクトへのヒントがありましたらご教示願えないでしょうか。
********(ここまで)******************
私も義援金を出しましたが、すでに多くの人たちが何らかの義援金を送ったり救援物資を送っているのではないでしょうか。
災害が起きて、テレビや新聞で報道されて人々関心の高い期間はいろんな支援が集まるようですが、しばらくすると”報道”も飽きてしまい、次第に人々の関心も薄れていく・・・
今回のような被災の場合、長期的な支援の必要があると言われています。数年、という長いスパンです。
しかし、節目の時以外には4年も5年もマスコミは報道しないでしょう。
たとえば海辺の日曜市で、一時的に義援金を集めてたとえば「日赤」とか「社協」に寄付するのは簡単ですが、それでは長期持続的で絆を生む支援にはなりにくいような気がします。
私たちは、今回の3.11の震災を忘れないで、
今回のことをきっかけに人々との絆を結ぶ、強くすることを考えたいと思います。
リチャードたちとも国際的に連携した持続的な支援を、です。
来週スタッフミーティングで、みんなで知恵を出し合いたいと思います。