気仙沼で食べた
もうかの星
それを復興市場で見つけました。
「もうか」とは、モウカザメ
通常ネズミザメと言われるサメ
星とはそのサメの心臓のことだそうです。
ヒレは高級中華料理の原料、フカヒレになります。
(気仙沼はフカヒレが有名。海辺の日曜市でも被災地支援商品としてフカヒレスープを売っています。)
外側の膜をはがして薄く切り、刺身で食べたり、酢味噌であえたりして食べるそうですが、
生レバーのようにごま油と塩で(もちろん天日塩)で食べたほうがおいしいのではないかなぁー
ところで
ネズミザメで思い出したことがあります。
昔
まだ私が若い時分、町内の田野浦のおじいさんが「すぼ」といわれる
藁で包まれたかまぼこを作っていました。
練った身を藁で包み、それを蒸すと出来上がり。
その原料(身)がネズミザメだったと聞いたことがあります。
スーパーで、同じ形のかまぼこを見かけることがありますが(原料はネズミザメではない)、周りはプラスチックのストローで包まれている、見た目は同じでもまったく違う。
わらでつつんだすぼは独特の風味があった。
本当の豊かさは便利なことではないのです。