幡多・マーケット「海辺の日曜市」のブログ

次回の幡多・マーケット「海辺の日曜市」は、4月14日(日)午前9時から午後2時まで、土佐西南大規模公園体育館横で開催します。

カテゴリ: 3.11 1%プロジェクト

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本日の高知新聞

幡多の今年の五大ニュースの4位に気仙沼黒潮逢縁プロジェクトで取り組んだTシャツアート展のことが。
漁具倉庫を贈った大崎君たちの取り組みとともに。

そう、あの時期宮城に西南交通の黄色い大型バスが、2台も行ってたのです。

三ヶ月前のことですが、懐かしく感じます。

こんばんは、海辺スタッフのwakaです。
 
昨日、高知県立大方高等学校で、気仙沼∞黒潮逢縁プロジェクトの報告会がありました。
10月、私たちと一緒に気仙沼に行き、「気仙沼Tシャツアート展」の会場でカツオたたきバーガーのふるまいなどの活動を行った、大方高校の生徒10名。
その中の5人が、全校生徒180人の前に進み、気仙沼での活動報告を行いました。
 
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最初は、気仙沼ケーブルテレビさんから送っていただいた、被災直後の気仙沼市内の映像。
震災直後は毎日テレビで見ていた被災地の映像。
震災から1年半以上が過ぎ、最近では目にしていなかったので、改めて見るととてもショッキングです。
 
それから、気仙沼Tシャツアート展の活動報告。
3日間、市内5箇所でのふるまいの様子。
それから、気仙沼向洋高等学校の高校生との交流の様子。
 
向洋高校は、Tシャツアート展の会場にもなった岩井崎の近くにある高校で、校舎は津波で被災。
生徒らは山に逃げて助かりましたが、マニュアル通り学校に逃げていたら助からなかったそうです。
その、被災した学校を向洋高校生とともに見学した時のビデオが放送されました。
 
最後は、気仙沼で出会った人たちへの感謝のメッセージ。
 
 
期末試験が終わったあとの短い時間でしたが、現地には行っていない生徒さんたちにもこの活動を知ってもらい、気仙沼をはじめとする被災地のことを考えてもらうことができてよかったです。
 
 
そのあと、カツオガールズ&ボーイズが、大方高校生へカツオたたきバーガーをふるまいました。
全校生徒+先生と来賓のみなさんにふるまうため、200食のバーガーを手際よく作っていきます。
高校生らも、なんだかんだといいつつ、美味しそうに味わっていました。
 
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カツオを通じてもともと縁があった気仙沼と黒潮町。
カツオたたきバーガーがつないだ新しい縁とともに、このあとも心と心の交流が続いていきますように。
 
 

こんばんは、海辺スタッフのwakaです。
 
12月の「海辺の日曜市」では、いつもの1パーセントプロジェクトの募金箱の横に、こんなポスターやポップを貼っていました。
 
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「奇跡の一本松」は、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の松原に1本だけ残っていた松です。
しかし、塩害などで自立が難しくなり、今年9月に伐採されました。
この松を、復興のシンボルとして後世に残すため、モニュメントとして保存することになり、陸前高田市では「奇跡の一本松保存基金」を設立し、全世界へ協力を呼びかけています。
 
私たち「海辺の日曜市」で取り組んでいる1%プロジェクトでも、少しでも役立ちたいと考え、この12月と1月の2ヶ月間に募金された温かいお金は、この基金に贈ることにしました。
 
1月も引き続き行いますので、地震や津波の怖さを忘れないためにも、「奇跡の一本松」の保存にご協力をお願いします。
 
 
★「奇跡の一本松保存基金」については、陸前高田市のホームページをご覧ください。
 陸前高田市のFacebookから、クレジット決済も可能です。
 

こんばんは、海辺スタッフのwakaです。
 
今日、私のもとに、気仙沼∞黒潮逢縁プロジェクト実行委員会より、気仙沼Tシャツアート展の開催報告等が入った封筒が届きました。自分もプロジェクトメンバーなのですが、この封筒は、気仙沼Tシャツアート展で展示した「カツオ元気Tシャツ」に参加した方全員に送られているものなので、私個人あてに来ました。
 
中には、展示作品と作者が掲載されたパンフレットなどのほかに、Tシャツを手にした子どもたちの写真が入っていました。
私の書いたカツオの絵を受け取った、気仙沼市内の小学生の写真です。
(3枚のカツオを塗ったので写真も3枚ありました。)
 
「カツオ元気Tシャツ」は、裏側は被災地以外の方が塗ったカツオの絵、表側は気仙沼市内の小学生から募集した絵がプリントされた、両面が作品の、世界にひとつしかないTシャツです。
私は、気仙沼Tシャツアート展にスタッフで参加していたので、展示された様子は見ましたし表面の絵もすでに見ていましたが、名簿で作品を書いたお子さんにはお会いしていませんでした。
今回、この写真を見て、初めて自分のTシャツがどの子に渡ったのかわかったのです。
 
 
写真の中の子どもたちは、嬉しそうな子や、恥ずかしそうな子など、表情はいろいろでしたが、みんな笑っています。
 
 
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「気仙沼∞黒潮逢縁プロジェクト」では、漠然とした「被災地」や「被災者」に対してではなくて、「私とあの人」という風に、お互いの顔が見えるような支援を考えてきました。
 
だから、手間はかかっても、カツオ元気Tシャツを届けた相手の小学生の写真を、各学校を回って撮影させてもらい、協力してくれた人に届けることを企画。黒潮町のメンバーは途中までしか手伝えなかったのですが、残りは気仙沼市内のスタッフが撮影などしてくれて、やっとこのたび、協力者に報告することができました。
 
私も、こうやって、カツオTシャツを手に笑っている小学生の写真を実際に見てみて、やっと想いが届いた、想いを受け取ってもらえたように感じて、とてもうれしかったです。
自分の絵が男の子に届くのか、女の子に届くのかもわからなかったし、こんな下手な絵でも喜んでもらえるかなとか、英語とか自分の名前とか書いちゃったけど嫌じゃないかな、など心配もありました。
 
でも、そんな心配を吹き飛ばし、逆に元気をもらえたこの子どもたちの笑顔。 
3枚書いたから、3人から笑顔をもらって、たくさん書いて得した気分です。 
 
 
この笑顔は私の宝物です。
 
この子たちや、気仙沼で出会った方たちのためにできることは少ないと思いますが、毎月のマーケットでの募金活動などを通じて、つながれた方々のことを忘れずにいたいと思います。
 
 
 
さて、気仙沼つながりでちょっとお知らせです。
12月の海辺の日曜市では、前回好評だった気仙沼のふりかけととろろ昆布を販売する予定です。
(海辺の日曜市では仕入品の再販は認めていませんが、事務局では東日本大震災の被災地支援の一環として特別に行っています。)
 
みなさんも、日々の生活の中で、できる範囲で支援を続けていきませんか?
今後ともご協力よろしくお願いします。

本日の日経MJの記事。

「被災地ルポ にぎわい再び ―商店街に『光』を」と題して、
先月気仙沼Tシャツアート展の会場となった、南町紫市場が取り上げられています。

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商店街に足りなかったもの、それは光
みんなでお金を出し合ってイルミネーションを準備したそうです。

お世話になった坂本さんや、あさひ鮨の名前が読める新聞記事に、懐かしく、またぜひ訪問したいと思います。



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