幡多・マーケット「海辺の日曜市」のブログ

次回の幡多・マーケット「海辺の日曜市」は、3月10日(日)午前9時から午後2時まで、土佐西南大規模公園体育館横で開催します。

タグ:高校

こんばんは、海辺スタッフのwakaです。
マメにブログを書こうと思いながら、ついつい日々は過ぎて行き、なかなか更新せずごめんなさい。
 
 
5月から総合学習の課題解決授業で、海辺の日曜市に関わってくれている大方高校の2年生。
「海辺の日曜市に学生が集まる企画を考えてください」というミッションに対して考えた、貝殻を使ったオリジナルストラップとミサンガ作りのワークショップを11月に出店しました。
 
イメージ 1
 
左がミッションの高校2年生のお店。
右が同じく大方高校でクリエコ活動を行っている生徒会のお店。クリエコメンバーは、廃油キャンドル作りのワークショップです。
それぞれのお店の前には、絵が得意な生徒の手描き看板が。
 
イメージ 3
 
お店のディスプレイも、流木に絵を描いたり、貝殻を飾ったりと工夫しています。
 
 
午前9時。マーケットオープン直後はまだお客さんもまばらで、ワークショップには、大方高校生とキャンドル作りを教えてもらうために来ていた幡多農業高校の生徒だけ。
まずは、教え方の練習も兼ねて、幡多農生にワークショップを体験してもらいました。
 
 
イメージ 2
 
キャンドルの方は、他の出店者さんらが体験していました(笑)
お客さんのいない時間は、チラシを配ったり、呼び込みをしたり、お店のPR活動をしていました。
 
 
少し時間が経って、イベントの合間にワークショップを覗いてみたら、女性や子どもたちで大にぎわい!
キャンドルが固まるのを待つ間にストラップ作りをしたり、お母さんの買い物中に子どもさんだけワークショップに参加したりと、マーケットの中での滞在時間の延長にも一役買っていたようです。
 
イメージ 4
 
そのあともずっとお客さんは途切れることなく、生徒たちは、お昼ご飯を食べる暇もなかったそうで、終わってみれば、ストラップ&ミサンガ、キャンドル、それぞれ30人以上のお客さんがありました。
 
 
たくさんお客さんも来てくれて大成功!
 
・・・といいたいところなのですが、後日、授業でこの日を振り返り、「子どもとお年寄りが多くて、学生はイベント出演した大方中学校の吹奏楽部だけ。もっと学生が呼べたらよかった」という反省が出たそうです。
確かに、最初に出した課題は「海辺の日曜市に学生が集まる企画」。
ミッションの学生たちは、近隣の学校や四万十市の高校などにもチラシを配ってくれたそうですが、それでもやはり、高校生や中学生に海辺の日曜市に来てもらうまでにはいたらなかったようです。
当日、午前中雨が降ったので、学生たちが自転車で来ることができなかったという面もあります。
海辺の日曜市の商品は、学生にとっては少し高いという声も出ました。
 
いろんな要因があると思いますが、でも少なくとも、ミッションの学生4人と、クリエコのメンバーと、幡多農生は海辺の日曜市に来てくれました。(出店者や関係者としてではありますが。)
私としては、この授業がなかったら、この10数人すら来てもらえてなかったので、ワークショップ出店という形であっても高校生が集まってくれたことは、一定の成果だったと考えています。
 
 
さて、12月4日、この課題解決授業の締めくくりとして、2年生全員が学んだことを発表する「アイデア発表会」が行われます。
海辺の日曜市をミッションに選んだメンバーが、課題に対してどのような解決策を導き出すのか?
発表を楽しみにしています。
 

こんばんは、海辺スタッフのwakaです。
 
黒潮町入野にある高知県立大方高校では、特色ある授業をやっています。
地域の人々から出された課題(ミッション)を解決する「自立創造型地域課題解決学習」です。
ここから、「カツオたたきバーガー」や、黒い色の塩などの特産品も生まれています。
そして昨年は、カツオたたきバーガーを広めるミッションを選んだ2年生と2・3年生有志が、私たちと一緒に気仙沼に行き、「気仙沼Tシャツアート展」でのふるまいなどで大活躍してくれました!
 
この学習は大方高校開校以来(商業高校から普通高校に変わって以来)ずっと行われており、その活動が認められ、昨年、時事通信社教育奨励賞の優秀校に選ばれました!
 
毎年4月に地域の企業や団体、個人からミッションを募集しています。
今年は15のミッションの中から9つが課題として選択されたそう。
 
前置きが長くなりましたが、今年の課題に私たち「まちづくりマーケットプロジェクト」のミッションが選ばれて、今日、高校生との最初のミーティングが行われました。
 
イメージ 1
私たちのミッションを担当してくれる5人の女子学生と担当の先生
 
 
私が高校生にお願いしたミッションは、 「海辺の日曜市」に学生が集まる企画を考えてください です。
 
海辺の日曜市のお客さんは、30代以上が中心。子どもさんもいますが、親と一緒に活動する小学生以下の子どもたちが大半で、中学生や高校生はとても少ないです。日曜日も部活や大会があるからだろうと、特になんの手立てもしていませんでしたが、できれば、地元の中高生にもこのマーケットに遊びに来てもらって、気に入ってもらえたらいいなとは前々から思っていました。
 
そこで、現役高校生に、なにか企画を考えてもらいたい!と思ったのです。
 
この学習の期間は12月まで。
短いような長いような、約6ヶ月の間に、どのような展開を見せるか、楽しみにしています。
 
 
追伸:
ミッションを選択してくれた学生さんたち、ブログ見てくれたかなー?
ボスが結構きびしい、ハードルの高い要求を投げかけましたが、「考え方」や「プロセス」を大事に、ぜひみなさん自身も楽しみながら取り組んでみてくださいね♪
では、半年間、よろしくお願いします(*^_^*)

↑このページのトップヘ