こんばんは、海辺スタッフのwakaです。
マメにブログを書こうと思いながら、ついつい日々は過ぎて行き、なかなか更新せずごめんなさい。
5月から総合学習の課題解決授業で、海辺の日曜市に関わってくれている大方高校の2年生。
「海辺の日曜市に学生が集まる企画を考えてください」というミッションに対して考えた、貝殻を使ったオリジナルストラップとミサンガ作りのワークショップを11月に出店しました。
左がミッションの高校2年生のお店。
右が同じく大方高校でクリエコ活動を行っている生徒会のお店。クリエコメンバーは、廃油キャンドル作りのワークショップです。
それぞれのお店の前には、絵が得意な生徒の手描き看板が。
お店のディスプレイも、流木に絵を描いたり、貝殻を飾ったりと工夫しています。
午前9時。マーケットオープン直後はまだお客さんもまばらで、ワークショップには、大方高校生とキャンドル作りを教えてもらうために来ていた幡多農業高校の生徒だけ。
まずは、教え方の練習も兼ねて、幡多農生にワークショップを体験してもらいました。
キャンドルの方は、他の出店者さんらが体験していました(笑)
お客さんのいない時間は、チラシを配ったり、呼び込みをしたり、お店のPR活動をしていました。
少し時間が経って、イベントの合間にワークショップを覗いてみたら、女性や子どもたちで大にぎわい!
キャンドルが固まるのを待つ間にストラップ作りをしたり、お母さんの買い物中に子どもさんだけワークショップに参加したりと、マーケットの中での滞在時間の延長にも一役買っていたようです。
そのあともずっとお客さんは途切れることなく、生徒たちは、お昼ご飯を食べる暇もなかったそうで、終わってみれば、ストラップ&ミサンガ、キャンドル、それぞれ30人以上のお客さんがありました。
たくさんお客さんも来てくれて大成功!
・・・といいたいところなのですが、後日、授業でこの日を振り返り、「子どもとお年寄りが多くて、学生はイベント出演した大方中学校の吹奏楽部だけ。もっと学生が呼べたらよかった」という反省が出たそうです。
確かに、最初に出した課題は「海辺の日曜市に学生が集まる企画」。
ミッションの学生たちは、近隣の学校や四万十市の高校などにもチラシを配ってくれたそうですが、それでもやはり、高校生や中学生に海辺の日曜市に来てもらうまでにはいたらなかったようです。
当日、午前中雨が降ったので、学生たちが自転車で来ることができなかったという面もあります。
海辺の日曜市の商品は、学生にとっては少し高いという声も出ました。
いろんな要因があると思いますが、でも少なくとも、ミッションの学生4人と、クリエコのメンバーと、幡多農生は海辺の日曜市に来てくれました。(出店者や関係者としてではありますが。)
私としては、この授業がなかったら、この10数人すら来てもらえてなかったので、ワークショップ出店という形であっても高校生が集まってくれたことは、一定の成果だったと考えています。
さて、12月4日、この課題解決授業の締めくくりとして、2年生全員が学んだことを発表する「アイデア発表会」が行われます。
海辺の日曜市をミッションに選んだメンバーが、課題に対してどのような解決策を導き出すのか?
発表を楽しみにしています。